http://digital.asahi.com/articles/ASK8K2V23K8KULBJ001.html
長崎県対馬にカワウソがいたのを、琉球大学などのグループが今年2月、確認し、17日映像を公開した。国内に生息していたニホンカワウソは絶滅したとされており、今回見つかったカワウソがどの種かは確認できていない。グループは対馬で生き残っていた可能性とともに韓国沿岸に生息するユーラシアカワウソが流れついた可能性もあるとみて調査する。生きている状態でカワウソが見つかったのは38年ぶりだという。
7月の追加調査で発見されたフンは分析の結果、ユーラシアカワウソのものと判定されたそうなので、韓国から漂流して流れ着いたものと考えた方がいいと思います。
なお、日本でカワウソが絶滅したのは生息域が海辺や河川に限られていたことでしょうね。同じイタチ科でもイタチやテンは都市部にも広がって生息していますし、アナグマも生息しています。やはり棲家となる自然の水辺が減ったのが絶滅の原因なんでしょうね。