鉄道を活用した物流実証実験を実施します！（東武鉄道）

　　http://www.tobu.co.jp/file/pdf/cdfd405f965a6bfabfca19c30225db3c/160829.pdf

東京地下鉄株式会社、東武鉄道株式会社、佐川急便株式会社、日本郵便株式会社、ヤマト運輸株式会社では、2016 年9 月から10 月にかけて、東京メトロ有楽町線〜東武東上線において、既存の鉄道施設を活用した物流実証実験を共同で実施します。

ＳＬ運行のニュースリリースを探していたらこんなのを見つけました。
実験は二つあり、内容は次の通り。

• 拠点間輸送
  • 新木場車両基地〜和光車両基地または森林公園検修区
    • 各拠点まで（から）はトラックで輸送する。
• 拠点〜駅間輸送
  • 新木場車両基地〜新富町駅、銀座一丁目駅、有楽町駅の各駅
    • 新木場まではトラックで搬入、各駅では下した荷物を駅構内経由で地上へ。

拠点間輸送はＪＲ貨物がコンテナ輸送しているのと同じようなものですが、バラ積みなので、積み下ろしの手間がかかりますね。電車に乗るようなボックスに集約できればいいのですが・・・。
なお、実験は専用ダイヤ（専用電車）で行なうようですが、実行するとなれば、電車１両を締め切りにしないといけないので、各駅での乗車位置の表示などに工夫が必要ですね。並んでいたら荷物車が来て乗れません、となったらお客が怒りますよ。
また、拠点〜駅間輸送は駅で下した後に関して不明です。地上に運び上げた後はどうしようというのでしょう？
似たようなものとして、昔は夕刊の配送（駅売店向け）を阪急の一般車両を使ってやっていましたが、今も続いているんでしょうか？