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新宿・歌舞伎町の映画館「新宿ミラノ座」が３１日で５８年の歴史に幕を下ろす。１千を超える座席数、巨大なスクリーンをもつ日本最大級の映画館が消える。２０日から過去上映された作品を上映する「サヨナラ興行」が始まる。
ミラノ座は１９５６（昭和３１）年に開業した。洋画を中心に大作・話題作を上映してきた。８２年１２月に公開された「Ｅ．Ｔ．」には連日、客が長い列をつくり、１カ月で約１９万人を動員した。（略）
同じ建物にあるミラノ２（旧新宿東急）、ミラノ３（旧名画座ミラノ）、シネマスクエアとうきゅうも同時に閉館する。
近年はシネコン化が進み、小回りの利かない大劇場は忌避される傾向にありますね。
大阪でも国際劇場（閉館）、梅田ピカデリー１（閉館）、ＯＳ劇場（閉館）、北野劇場（リニューアルで座席減、シネコンの一部として運営）、南街劇場（閉館→改築し、シネコン化）と大規模な劇場はかなり減りました。
梅田の北野劇場（約1000席）は座席数を750に減らした上でTOHOシネマズ梅田のシアター１として運営されていますが、他はみな閉館しちゃいました。
東京だと旧日本劇場が1000席超だったはずですが、今はTOHOシネマズ日劇のスクリーン１として営業中のようです。ただし、改装による座席の大型化などで座席数は減っているようです。今回の新宿ミラノ座閉館で1000席超の映画館はすべて消滅することになります。
