http://digital.asahi.com/articles/ASG4S5PYDG4SULFA02F.html
ＮＴＴドコモは、加入件数で世界第２位のインド市場から撤退する方針を固めた。約２６７０億円で取得した携帯電話事業者タタ・テレサービシズ（ＴＴＳＬ）の全株式を、６月にも売却する方向で調整に入る。２５日にも発表する見通し。
これから市場の拡大が見込めるインドですが、従来型電話機では収益が伸びないという判断なのでしょう。しかし、将来を考えたら、遠からずスマートフォンが普及していくのは間違いないので、赤字でないのなら事業を維持するという選択肢もあったはずなんですが・・・。おまけに「売却で回収できる金額は投資総額の半分に満たない可能性もある」というのなら大損で、かなりの特別損失を計上する必要があると思われます。
将来的に市場が拡大してから参入するというのはハードルも高いと思われますからね。
そもそも「収益率の高いスマートフォン」というのも謎ですね。通話料、通信料が割高なんでしょうか？ だとすれば伸びないのも仕方がないのですが・・・。
