シネ・リーブル梅田１にて。
2013年「Miss ZOMBIE」Film Committee 製作作品。
監督：ＳＡＢＵ／出演：小松彩夏、冨樫真、大西利空、駿河太郎、芹澤興人、山内圭哉、手塚とおる、他。
『トーク・トゥ・ザ・デッド』に続き、ホラー映画に主演の小松彩夏さん、こんどはタイトルのゾンビ役です。ゾンビとはいえ、「軽度」で人を襲わないという触れ込みで預かった医者の一家でしたが、男達の下心と母親の盲愛がとんでもない事態を引き起こす訳ですが、本筋にはあまり影響無いとはいえ、ゾンビを放し飼いしちゃダメでしょ(^_^;)。
細かいツッコミはさておき、ＳＡＢＵ監督の演出はいいですね。特に音の使い方がうまい！ 全編モノクロ（ワンシーンのみカラー）なのはゾンビのグロテスクさを抑えていますし、空と雲でその場の雰囲気を表すのも上手い。
意図したかどうかは分かりませんが、序盤で小松さんが持つシャワーから流れる水流が逆光の中で、一部のみ光って見えるシーンは美しさを感じました(^_^)。
