MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『大英雄』 18:45

シネマート心斎橋 Screen-2 にて。
1993年香港映画。
監督:ジェフ・ラウ(劉鎭偉)/出演:ジョイ・ウォン(王祖賢)、ブリジット・リン(林青霞)、レスリー・チャン(張国栄)、マギー・チャン張曼玉)、レオン・カーフェイ(梁家輝)、トニー・レオン梁朝偉)、カリーナ・ラウ(劉嘉玲)、ジャッキー・チュン(張学友)、他。
ウォン・カーウァイ王家衛)特集の一本ですが、本作では監督ではなく、製作総指揮としてクレジットされています。
しかし、出演者も懐かしい人やらやたら若い人やらで、今観ると面白いですね(^_^;)。
中でも一番の怪演は王家簒奪を企む役のトニー・レオンでしたね。得意技がガマガエルの形からの攻撃とか冗談みたいなのを大真面目にやっていたのが笑えました。後半では自分が仕掛けた毒蜂に顔を刺されたり、毒薬を誤って口にしてタラコのような唇になったり、あんたはコメディアンか? 折角の二枚目が台無しみたいなこともやってくれました。ある意味貴重な作品?(^_^;) 他にもジョイ・ウォンが出てるのに「ジョイ・ウォンみたいな顔して」というセリフがあったりして笑わせてもらいました(^_^)。また、コスチュームは西アジア風ですが、登場人物はみな中国語(広東語)を喋っていますし、風景は東アジア風です(^_^;)。
【追記】Wikipedia によると、ウォン・カーウァイの新作『楽園の瑕』の製作が進まず、そのために集めた豪華キャストの出番がなく遊んでいたので、製作された作品だとか(なんじゃそれ)。そのため、「徹底した脱力ぶりが話題になったコメディ映画」という評価を受けていますが、先にも書いたようにトップスターが考えられないようなことをしているのが楽しめます。