MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

第3回桂米二一門会 14:00

京都府立文化芸術会館3階和室にて。
京の噺家・米二師匠の一門会も三回目です。これまでスケジュールが合わず聴きに行けなかったので楽しみです。
いやー、大入り超満員にびっくり! 和室なので何度か「前の方にお詰め合わせを」と米二師匠みずから客席に声をかけてはりました。座布団は足りなくなるし、プログラムも足りなくなって、「ご夫婦でお越しの方で一部不要の片はいらっしゃいませんか?」とやはり師匠自ら客席に声をかけて回収してはりましたよ。大入り繁昌は御同慶の至りなんですが、和室でこれだけ詰まると脚が痛くて・・・。やはり和室は避けるべきかな(^_^;)。

  • 子ほめ/桂二葉(22分)
  • 寄合酒/桂米二(34分)
  • ろくろ首/桂二乗(22分)
  • 除夜の雪/桂米二(27分)
  • 仲入り
  • 景清/桂二乗(36分)

さて、二乗くん、「ろくろ首」は前にも聴きましたが、よくなりましたね。トリの「景清」も熱演でした。サゲは無しで演じる方もいますが、二乗くんは『下取りの眼は置いて行け』でした。この型って、どこかで聴いたような気もしますが・・・。
【追記】どうやらこれは米朝師の口演によるらしいですね。最近は「目の見えない人の目が開いたというおめでたいお話です」と言って終わるパターンも多いような気がします。
さらに目が開いた後のくだり(景清の豪傑の気質が乗り移り、大名行列に暴れこむ)もあったそうですが、そこまで演じているのは聞いたことがありませんね。一度は聞いてみたいものですが・・・。