http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130124-00000105-jij-soci
劇場公開される映画フィルムの輸入が2011年以降、急激に減少していることが24日、東京税関がまとめた12年の成田空港貿易概況(速報)で分かった。09年末から日本で公開された3次元(3D)映像の米国映画「アバター」のヒットをきっかけに、デジタル対応のスクリーンが急増していることが背景にあるとみられる。
この前観た別の記事では日本では3D失速ということでしたが、3Dであれ2Dであれ、デジタル化自体の流れは止まらないようですね。
ただ、劇場によりレベル差がありますが、ジャギー、モワレ、色にじみ、ブロックノイズなどが目立つ作品もあるので、一概にフィルムよりも画質がいいとは思えないんですよね。後は「黒」が汚い、夜などの場面でコントラストが確保できないというのも問題でしょう。
先日観たドキュメンタリー映画『サイド・バイ・サイド』でもデジタル化の方向にあることがうかがえましたが、あの映画は製作/興行側の視点だけでしたからね。観る側の意見が全くなかったのが少し残念でした。
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この記事によると「日本の大手配給会社は事実上撤退した」そうですが、そんなものなのか?
確かに3D本来の魅力は「飛び出す」映像ではなく「奥行きのある」映像なんですが、この記事によると、それでは観ているほうは「物語に没入すればするほど3Dという意識が薄れ」るのだそうで、3Dの視覚効果があまりないのだとか。う〜ん。