MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

北海道新幹線:レール敷設始まる 青森工区、式典に80人 /青森(毎日jp)

  http://mainichi.jp/area/aomori/news/20121107ddlk02040082000c.html

15年度末開業を目指す北海道新幹線新青森−新函館(仮称)間のうち、青森県側の線路敷設工事が6日、蓬田村中沢の長科高架橋で始まった。14年10月の完成予定で、新幹線のレールが津軽海峡を越えて結ばれる。
この日は、青森県側の第1工区(延長17・8キロ)で作業が始まった。作業員が先導する中、専用の敷設機械が長さ200メートル、重さ12トンのレール2本をゆっくりと送り出した。1日に4〜8本のレールを引いていくという。

青函トンネル部分は「三線式」だそうですね。しかし、青函トンネル内を新幹線と貨物列車が共用するっていうのはダイヤ編成上のネックになりそうですね。貨物列車の高速化と言っても限界がありますからね。
記事によると「共用区間では(略)新幹線の最高時速を特急と同じ140キロに制限する」そうですが、それでは時間短縮効果が少ないので、青森県などは200キロ以上への引き上げを求めているのだとか。なるほど、当面の想定は現行在来線と速度的には変わらない訳ですか。確かにそれでは時間短縮効果が少なそうですね。さて、貨物列車の運行との折り合いをどう付けるのか・・・・。
あと、問題となるのは道内の並行在来線の問題です。JRから切り離されて三セクなどに移管されますが、本州や九州の各線区を見ても厳しい営業状況が続いているので、北海道でも同様または一層厳しい状況になることが予想されるだけにどうやって維持していくのかを考える必要があります。