天満天神繁昌亭にて。
半年間の麻雀の成績によって出番が決まる(年功は問わない)ので、大ベテランが高座返しになったり、若手がトリをとったり、とユニークな落語会です。私は第四回から来ていますが、今回は過去にも無くお客が少なくてさびしい場内(100人程度でしょうか)でした。やはり、特定の誰かの会でないと入りが悪いのかな? 昨日の銀瓶さんと菊之丞さんの二人会は満席でした。
で、今日の演目は次の通りです。
- 江戸荒物/松福亭呂竹(15分)
- 大安売り/松福亭風喬(14分)
- もう半分/桂梅團治(23分)
- 中入り
- 大喜利/喬楽(司会)、枝女太、三ノ助、文華、三弥(28分)
- 手水回し/桂文昇(25分)
- 天災/桂そうば(29分)
う〜ん、と唸ってしまう演目が並びましたね。もう少し、聴かせる噺をやってほしいところですが、五目御飯的に色々取り揃えましたみたいな会なんですかね。
中トリの梅團治さんの「もう半分」は地味で陰気な噺で、終盤は怪談じみてきます。多分聴いたのは初めてではないかと思います。ネタの名前に自身がなかったので終演後、見送りに梅團治さんがいらっしゃったので、ご本人に確認しましたよ(^_^;)。
トリのそうば君はざこば門下で入門8年目だとか。だいぶ語り口も良くなってきたなと思いますが、福岡の出身だそうで、いまだに訛りが直っていないのに違和感がありますね。言葉だけは上方落語のものになっているんですが、微妙にイントネーションがおかしいのでネイティブな関西人が聞いたらすぐに分かります。