MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

読了『「本能寺」の謎』姉小路祐(講談社文庫)

例によって電子文庫パブリで購入しました。
一応小説の形を取っており、山奥での転落事件や鞍馬の火祭りでの変死事件で幕を開けますが、中身はもっぱら「本能寺」事件の背景や黒幕(?)を探る活動(作中人物に仮託した著者による調査結果の紹介)が中心になっており、事件の解明は二の次でした。
結末も事件に関しては実に適当なもので、これならわざわざ小説の形にしなくてもよかったのでは?とも思いますが、この方が出版しやすかったんでしょうか? これが本作一番の「謎」だな(*_*)☆\バキッ