自称「インフォメーション・コンシェルジュ」の林伸夫氏が自身のコラム "Long and Winding Mac" 「スティーブ・ジョブズの公認伝記はMacユーザー締め出し」（http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20111028/1038071/）で嘆いていましたが、電子版があちこちで買えるのに Mac OS X Lion に対応しているサイトがないと仰っています。「Mac の生みの親なのに・・・」とのことですが、販売会社も商売なので利用数が見込めないと判断したらコストをかけて MacOS X Lion 向けのリーダーを開発したりはしないでしょう。この本だけでもというのなら Lion 向けアプリケーションとして作成して販売するぐらいでしょうが、それも採算を考えるとどうかなと思います。
また、結局は紀伊國屋の kinoppy で購入されたようですが、価格（パート１だけで2000円）を高いと憤慨されています。私も高いと思いますが、氏は米国価格と比べて高いと仰っていますが、日本では紙の本が1995円で、電子版も基本は同じはずです（電子文庫パブリでは1995円）。なので、電子版かどうかに関わらず日本国内価格が高いということでしょう。その辺を切り分けないと話がややこしくなります。
