MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

ウォーキング&七福神巡り 12:20

京都の都七福神巡りというのがあります。バスで回るツアーもありますが、とりあえず歩きで回ろうかと思い立ちました。
まず最初は宇治にある黄檗萬福寺の布袋さんから始めることにました。ちょうど毎月8日はほてい祭りでご本尊の拝観料も無料になります(^_^)。門前や境内には色んな露店(手作り市)も出ているので、これを見て回るのも楽しみです(^_^)。
萬福寺門前。今日は「ほていまつり」です。
布袋尊
お詣りした後、13:00 に歩き始めました。次の目的地は東寺の毘沙門天です。目標はその後、六波羅密寺の弁財天までを考えていますが、どうなりますか・・・(^_^;)。
京阪黄檗駅の西側の道をまっすぐ北に歩きます。途中で謎の築堤と交差しましたが、西側の京阪線をまたぐ部分の橋梁は撤去されていますが、道路上の橋梁は昔のまま残っています。単線軌道の廃線跡のようですが、いったい何でしょうね? 地図で見るとJR木幡駅の北側で奈良線から分岐して西に進む線があったように見えますが、引込み線を持っていたであろう工場などは見当たりません。昔存在したのかな?(追記:後で調べたら、木幡西部に位置した陸軍宇治火薬製造所木幡分工場への引込線の跡だそうで、1976年時点では線路も京阪上の橋桁も残っていたそうですが、1979年時点では線路は撤去されていたようです)
謎の築堤と橋桁  築堤に登ってみました。線路や枕木はありません。
さらに進むと六地蔵近くのT字路で左に折れて、六地蔵川と山科川を渡ります。この付近は駅というより、外環状道路、宇治街道が接続する交通の要衝のためかショッピングセンターやスーパーなどが立ち並んでいますが、京阪、JRの駅からは少し離れています(^_^)。
で、Google Map の経路選択にしたがって、ここから北西に進みますが、住宅街の中のあまり広くない道ですが、どんどん坂を上っていきます(^_^;)。行けども行けども坂が続いたので、へばりかけた頃にようやく峠に到着。最高点付近の旧家の前に「「八科峠 右京みち 左六ぢぞう」と書かれた碑が建っていました。付近には古いつくりの民家も多いので、昔からの街道だったのかもしれません。(追記:調べたら伏見から宇治に出る古道のひとつで、昔はもっと急な坂があったそうです)
住宅街を上る急な坂道  峠付近の旧家前に立つ石碑
この山越えでかなり消耗したので(^_^;)、東寺から六波羅蜜寺までは体力的にも時間的にもしんどいかなと思い始めました(^_^;)。なによりどこかで休憩したいと思うのですが、峠から墨染に下っていく途中にちょっと入って休めそうなお店が見当たりません(-_-)。JR藤森駅付近か京阪墨染駅付近で適当な店が無いかと探しましたが見当たりません。美容院や理容店はこんなにあるの?というほど目に付きますが、喫茶店やファストフード系のお店はありません。う〜ん、休みたい(^_^;)。結局、店が見つからないままに歩き続け、東高瀬川に沿って北上しました(ますます店などありそうに無し)。結局、「くいな橋」駅の手前にあったコインランドリーの外にあったベンチに座ってコーヒーを飲みながら休憩しましたよ(^_^)。
くいな橋で鴨川を渡り、阪神高速8号京都線の高架線の工事を眺めつつ、北へ北へと進み、十条通りを越えて九条に出れば東寺はすぐそこです。
東寺の金堂や五重塔などは拝観料が必要ですが、目的の毘沙門天は誰でも自由にお詣りできるので、ここだけお詣りして帰りました(^_^;)。
五重塔も柵の外から眺めるのは無料です(^_^)。
この次は六波羅蜜寺の弁財天を目指すところですが、八科峠越えで体力を消耗したので今日は断念し、京都駅に出て帰ることにしました。また、出発が遅かったので、この後六波羅蜜寺まで行ってもお詣りする時間があるかどうかギリギリです。
ということで本日は七福神中二福しか回れませんでした。やはり宇治は遠いです。
ただ、今日歩いたコースの途中の東高瀬川近くで小さな弁財天のお社があったのでお詣りしておきました。なので、二福半ということで(*_*)☆\バキッ
結局、萬福寺さんから八科峠を越えて東寺から京都駅まで約13キロでした。距離はたいしたこと無いのにへばったのはあの峠道のせいですかね。