MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

自転車事故:7割が交差点で発生 歩道走行、車の死角に(毎日jp)

  http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/01/06/20110106k0000m040121000c.html

自転車事故の7割は交差点で発生し、その主要因は自転車の歩道走行とみられることが、元建設官僚で住信基礎研究所の古倉宗治研究理事の分析で分かった。自転車を除く交差点での事故率は全体の4割強にとどまり、自転車の事故率は突出。大半は車との事故で、歩道を走る自転車が交差点に進入した際、車道走行時よりも車の死角に入りやすいためだという。自転車の車道走行は危険視されがちだが、むしろ歩道走行の方が危険性が高い実態が浮かんだ。

この記事の内容は以前からヒキタ氏などが主張している内容とほぼ同じですが、問題は「では車道を走れるか」というと、それもかなり危険という実態があります。
というのも違法駐車防止のために道路端の余裕をギリギリまで削って歩道にしたり、ブロックや柵を設置して駐車出来ないようにしてある道路が増えているからです。
元から細い道は論外ですが、道幅に余裕があり、歩道とは別に路肩が確保されていた道路も改修工事で路肩部分を緑地や歩道にする工事がかなり実施されています。結果として車道の左端を自転車で走る余裕がまったく無い道路が増えています。この状況下では車道をおいそれとは走れないというのが現実です。
路上駐車防止という1点だけ見て、その他の影響まで考えずに施行されてきた道路政策のツケといってもいいでしょう。