篠山口駅から篠山鉄道（旧篠山軽便鉄道）の廃線跡を辿って、篠山城跡に向かいます。
廃線跡はその大半が道路として利用されていますが、一部道路になっていない箇所があり、そこには路盤跡かと思わせるような痕跡もありましたが、確認するすべはありません(^_^;)。
篠山川の手前では水路に沿って道路が築堤状になり、「おぉっ、これが廃線跡か！」と思わせますが、この築堤はフェイクです(^_^;)。理由は篠山川を覗くと分かります。
渡瀬橋の少し上手に橋脚跡と思しき痕跡と堤防には橋台の跡が残っています。しかし、先ほどの築堤とは位置がずれているじゃないですか！ したがって篠山川手前付近の築堤は後の時代に築かれたもので軽便鉄道とは無関係と判明しました。ちょっと残念です。ちなみに橋脚跡や橋台の位置から元の路盤と思しき付近を眺めましたが、それらしき痕跡は全く見当たりませんでした。
なお、篠山川を渡った後は市街地化が進み、残念ながら篠山軽便鉄道の痕跡は全く見られませんでした。
篠山川からは途中までバス道を歩き、その後は狭い路地のような道を抜けて篠山城のお堀端に着きました。
この後はしばし、城跡と桜見物を楽しみました。平日なので人でも少ないのがいいですね。
