http://www.asahi.com/national/update/1217/TKY200812170372.html
この記事の見出しは夕刊とは違っていますね。この見出しならまだしも夕刊では「ネット販売の薬で障害」（←記憶で書いています）というようなもので、事実と異なる内容の見出しになっていました。asahi.com の更新時刻が 20:22 なので夕刊配信後に差し替えたものと思われます。
どんな薬でも所定量以上大量に服用すれば副作用や障害が生じる危険はある訳でネット販売とは関係のない事件です。「ネット販売でなければ大量の薬は買えなかった」と主張しているようですが、記事によると服用した男性は店頭でも鎮痛剤を６箱も買っているそうです。６箱（＝72錠）でも全部飲めば問題になるのは間違いなく、ネット販売だけが問題とは思えません。少なくともこの事件は「薬害」とは関係のないもので、それを混同したような報道はいかがなものかと思います。
# 薬害＝適正な服用をしたにもかかわらず、予見しなかった副作用などで被害を受けること。
