MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

PSE問題で経産省がミス認め謝罪 「立法時、中古品想定せず」(ITmediaニュース)

  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070718-00000022-zdn_n-sci

「立法時と本格施行時にそれぞれミスをしてしまった。多くの事業者に迷惑をかけたことを深くお詫びする」――中古電気製品の販売をめぐり混乱が起きた電気用品安全法PSE法)について、経済産業省の本庄孝志・大臣官房審議官は7月17日、都内で開いた中古事業者との意見交換会の席上、一連の混乱が同法をめぐるミスにあったことを認め、謝罪した。

「想定外」が良い訳のようですが、施行から1年以上たってからお詫びの声明を出されてもねぇ・・・。
ところで、驚いたのがこのくだり。

中古機器でも、旧法(電気用品取締法)に適合していれば安全性は担保されている。それでも当時は「旧法適合品でも安全性が十分確認できない」などとし、中古販売時に再検査した上でPSEマークを貼付して販売するよう求めた。
だが、経産省が改めて検査したところ、旧法とPSE法で安全基準に差がないことが判明した、という。「旧法とPSE法の基準に差がないと気づいていれば、5年や7年、10年という中途半端な経過措置はおくべきではなかった。出荷段階で安全が確保されていればいいというのは、旧法とPSE法で変わらない。中古品の販売時に改めて検査しなくてはならないというのは、いま考えるとおかしい」(本庄審議官)

今頃になって「いま考えるとおかしい」と言われても困りますね。
法の施行後、ヴィンテージ品はマーク無しを容認とか、販売で無くレンタルなら合法の抜け道とか、どんどん骨抜きになってしまいました。結局、正直者が投売りしたり、廃棄処分して廃業などで泣きを見たわけです。