MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

サスペンス傑作選3 10:00

高槻松竹にて。
今日は『暴走パニック 大激突』と『資金源強奪』の2本立てです。

最初は渡瀬恒彦小林稔侍の連続銀行強盗のようすが描かれていて、どこが「暴走パニック」やねん、と思っていましたが、終盤になって女と逃げる渡瀬、追いかける警官(川谷拓三!)、事故死した相棒の兄貴(室田日出男)に加えて、途中でぶつけられた車やオートバイ、放送中に巻きもまれたMHKの中継者までが追いかける騒ぎになります。なるほど「暴走パニック」ですね。(^_^)
下積みの警官(川谷拓三)の愛人である婦人警官(渡辺やよい)のシーンはなかなか笑えましたね。

ネタバレですが、見る人もあまりいないと思うのでご勘弁を。
対立組織の親分を射殺して刑務所に入ったタケシ(北大路)。8年後に出所すると、幹部になるどころか、所属する組は対立していた組織と兄弟分となり、タケシは邪魔者に。
タケシは刑務所で同房だった銀行強盗の二人を誘って、組織の賭場を襲撃し、3億5千万円の奪取に成功するのだが・・・。
結局、組や警察、仲間割れした男を振り切って海外逃亡に成功するという結末ですが、当時としては犯罪で得た金を持って逃亡成功というパターンの映画はほとんど無かったと思うのですが、ちょっと珍しいパターンですね。(最近はそうでもないと思いますが)