MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『待合室』 10:00

テアトル梅田にて。

岩手県の山奥にある小繋駅。その待合室に置かれた一冊のノートはいつからか「命のノート」と名づけられ、旅人たちが胸に秘めた思いを綴るようになっていた。行きずりの人々が残した言葉に心を込めて返事を書くのは駅前で酒屋をひとり営む和代。寒さや空腹に疲れた彼らにおにぎりや果物を差し入れすることもしばしばだ。そんな和代を慕って何度も小さな町を訪ねてくる者もいる。ところがある日、大切なノートが無くなってしまう。


富司純子主演作品。彼女の若い頃を実の娘である寺島しのぶが演じています。
「きれいごと」とそれに対する反発という価値観の対立がひとつのポイントです。