MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『紙屋悦子の青春』 9:55

テアトル梅田にて。
レディースデイですが午前中ということもあり、若い女性の姿はあまりなし。テーマがテーマだけに全体に年齢層は高めです。
黒木和雄監督の遺作ということもあり、注目を集めていました。物語は老夫婦が自らの若き日を回想する形で進むわけですが、回想する時代が太平洋戦争末期の割には紙屋の家ものんびりしているのがちょっと不思議ですね。
また、主役の原田知世や義姉役の本上まなみの鹿児島弁(?)はかなり違和感があったのが残念です。九州人でない私が聞いても違和感があったので、地元の人が聞いたらさぞやと思います。
それにしてもあの時代にしては地方だからでしょうか、全体にのんびりしていて、何度も場内に笑いを誘う内容で、戦争中の悲壮感があまりないのが意外でした。