http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060718-00000017-mai-soci&kz=soci
全国の養蜂業者に危機感が広がっている。高級はちみつの取れるニセアカシアが、昨年６月に施行された外来生物法で新たな栽培を禁じ、伐採を勧める対象の「特定外来生物」に指定される可能性も出てきたからだ。現在は「要注意リスト」に入っている。国産ハチミツの約半分はニセアカシアからの採取とされ、日本養蜂はちみつ協会（東京都中央区）の谷奥勝利常務は「指定されると、全国の養蜂業者の半分以上が廃業する可能性もある」と懸念。地方の業者からも悲鳴が聞こえる。
これも困った問題ですね。「指定されても国は伐採を命じたりはしない」というものの、自治体は指定されれば駆除が基本とするところが多いのも現実です。なんでも東日本では養蜂業者の大半がニセアカシアの蜜を集めているそうで、駆除となれば廃業が続出するのだとか。もっともすでにハチミツの国内自給率は数％以下になっているので、輸入先(主に中国)からの供給が止まらない限り、消費者側は困らないかもしれませんが・・・。
