MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『日本沈没』 11:40

近所のシネコンにて。
小松左京氏の小説を原作に藤岡弘、いしだあゆみ主演で製作された映画のリメイク版。今度の主演は草ナギ剛、柴咲コウ

設定としてはヒロインがレスキュー隊の隊員で、両親を阪神大震災で亡くしているというのが現代的です。ただ、結末はかなり違っていますね(^_^;)。あと、気になったのは終盤のクライマックスシーンで思いっきり大音量でボーカルの入ったテーマソングが被さっていること。最近、こういう演出が多いようですが、うるさいし、はっきり言って邪魔ですね。キッチリと演出で盛り上げる力が無いので音楽に頼っているのでしょうか?
以下ネタバレ注意
小野寺(草ナギ)が玲子(柴咲)のキャンプ地を尋ねる場面で玲子が個室(?)というのは女性隊員に配慮したための措置かと思いますが、任務中に男を引っ張りこんだらまずいでしょう(笑)。おまけにそこで「抱いて」って言うのは・・・。
また、玲子が寝ている間に小野寺が書き置きをおいて去った後、職場放棄してバイクで追いかけたりと、勤務態度は不良です(*_*)☆\バキッ おまけに小野寺がヘリで飛び立つところにやってきますが、この場所をどうして知ったのかも謎ですね。逆に小野寺は歩いてここまで来たのでしょうか? う〜ん、謎だ。
終盤、ユーラシアプレート爆破の起爆用爆弾投入に「わだつみ6500」が向かいますが、泥流のために失敗します。それはいいのですが、6500メートルまで潜れる潜水艇が、三千数百メートルで圧壊したのはなぜでしょうね? その後、「わだつみ2000」で草ナギ君が挑戦しますが、こちらはトラブルはあったものの圧壊しません。耐圧性能が大きく劣り、近年は展示用でろくな整備もしていなかった機体なのに不思議です。
まぁ、アメリカ映画だとあり得ないようなご都合主義で見事生還となるのかもしれませんが(『コア』とか(^_^;)、さすがにそこまでひどくはなかったですね。