http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060315-00000077-zdn_n-sci
「4月までに売り切るつもりだったのに」――ある中古品販売事業者は困惑を隠さない。電気用品安全法(PSE法)に適合したことを示す「PSEマーク」なしの家電が4月1日から販売できなくなる問題で、経済産業省は3月14日、「ビンテージ品」と呼ばれる古くて貴重な楽器などを「例外」とし、PSEマークなしで販売を認めると発表した。
「ビンテージ品販売を禁止すれば、音楽の発展に支障が出る」とするミュージシャンの声などに押された土壇場の対策だったが、既に在庫を格安販売したり、店舗の縮小を決めていた中古業者は急な方針転換に困惑。経産省の対応を「場当たり的」と批判する声も挙がっている。「ビンテージ」の基準も不明確で、「楽器だけを適用外とするのは不公平」との意見もある。
矛盾だらけの法律に加え、場当たり的な例外措置を発表したので、混乱に拍車がかかっているようですね。
- 正直者がバカを見た?
- 「もう戻れない」――対策急いだ中古店の“損害”
- 「ビンテージ品だけ」はおかしい
- 「検査サポート」は無意味?