MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『エミリー・ローズ』 19:00

近所のシネコンにて。
悪魔憑きのお話しです。「悪魔の存在を初めて裁判所が認めた」って宣伝文句ですが・・・はたして?(^_^;)

冒頭、雪を踏みしめて一軒家にやってきたのは・・・・検視官でした。実は悪魔祓いに失敗して、19歳の少女が亡くなったところから始まるという意外な展開。神父は保護義務違反の過失致死で逮捕され、起訴されます。映画は神父の弁護に立ったやり手弁護士と検察官の戦いという法廷サスペンスに。エクソシストのようなまっとうな(?)ホラーを予想していると大きく裏切られます(^_^)。予告編を見てもこのあたりにはほとんど触れられておらず、なかなかうまい構成だと思いました。
映画ではその後裁判の中の証言などで事件を回想したりする形で事実関係が明らかになって行くのと、神父側の弁護士エリン(ローラ・リニー)の信仰に対する考えの動きなども見どころです。単なるホラーと思っていると大間違いの佳作だと思います。
ちなみに原題は「The Exocism of Emily Rose」でしたが、「Exocism」の部分はカットしていますね。やはり「エクソシスト」を連想させることで先入観を与えないようにという配慮でしょうか。なかなかうまい邦題だと思いました。