この前見た映画『欲望』の原作と言うことで買ってきて読んでみました。基本的な話の流れは原作の通りですね。原作(結構長い)のエッセンスをうまく映像化していると思います。ちょっと違うのは後日談ともいうべき主人公・類子が袴田の家を訪ねようとするシーンが冒頭にあり、そこからその理由として物語が始まることくらいでしょうか。映画では類子の視点で話が進みますが、回顧形式ではありませんでした。
- 作者: 小池真理子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/03/29
- メディア: 文庫
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