MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『忍−SHINOBI』 19:20

近所のシネコンにて。
レディースデイのせいか、お客の大半は女性のようですが、思ったほど混んではいません。
主演:仲間由紀恵オダギリジョー。原作:山田風太郎
さて、原作をどの程度反映させた脚本なのかは知りませんが、なかなか面白かったですね。テーマは伊賀と甲賀の隠れ里同士の忍びの対決ですが、その裏に次期リーダーになる若い男女の悲恋と、太平の世を迎えるにあたって忍びたちを危険分子と見なして排除しようとする天海僧正ら幕府幹部の思惑があったという訳です。
忍者同士の対決は幕府の指示で行われます。確かに買ってくれる者がなければ「武器」は存在意義がない、というのは分かりますが、今回の対決での報酬は何だったのでしょう? それがはっきりしないのが解せません。
また、柳生率いる幕府軍が堂々と篝火を焚いて隠れ里近くに陣地を設けても隠れ里の忍びたちが気が付かないというのは、いくら主力メンバーが里を離れているにしても有り得ないように思うのですが・・・。
まぁ、いくつか突っ込みどころはありましたが、忍者同士の対決は見ごたえがありましたね。