MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『コントロール』

天六ホクテンザ2にて。
主演:レイ・リオッタウィレム・デフォー
凶悪犯リー・レイ(レイ・リオッタ)は死刑を宣告されたが、コープランドと名乗る研究者(ウィレム・デフォー)は新薬の実験台になるのなら死刑執行を猶予するという。拒否すれば直ちに今度こそ本物の薬物による処刑を行なうというのだ。承諾するリー・レイ。
その後、施設内での経過観察を経て第2段階として町のアパートに暮らし始めるリー・レイ。もちろん監視カメラに監視車、さらには足首にはGPSによる追尾装置まで取り付けられていた。だが、監視の目をくぐり、以前事件の巻き添えで重傷を負い、障害が残ったゲイリーに謝罪に出掛けたことで事態は急展開し、思わぬことが起こる。
詳しい話はよく知らなかったのですが(^_^;)、主役の俳優さん二人の名前を見ただけで見に行きましたが正解でした。死刑囚に対して「命と引き換えにこれこれをしろ!」とかっていうパターンはよくありますが、新薬の被験者というのは目新しいですね。しかもこの話の裏にはとんでもないネタが隠されていました。
アパート暮らしを始めたリー・レイが働く洗車場にいた女性役でミシェル・ロドリゲスが出ていました。『バイオハザード』や『S.W.A.T.』などアクション作品が多いようですが、本作でも好演でした。製薬会社の上級副社長役の俳優さんはよく見る顔ですがうさん臭さたっぷりでよかったですね。
現実問題として凶悪事件の死刑囚を施設内ならともかく、追尾装置付とはいえアパートで自由に暮らさせるようなことが認められるとは思えないというのが最大の疑問点です。しかも、その追尾装置があんなに簡単に外せる(リ・レイが外した訳ではないですが)ようなものでは駄目でしょう。