MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『セルラー』

三番街シネマにて。
主演:キム・ベイシンガー
携帯電話をプロットの中心にすえたサスペンス。

息子を学校に送り出し、出勤前の準備をしていた高校の生物教師ジェシカ(キム・ベイシンガー)は突然進入してきた男たちにメイドを射殺された上に誘拐される。古い家の2階の一室に監禁され、部屋にあった電話は叩き壊された。壊された電話の配線を必死に繋ぎ、配線をショートさせてダイヤルしてようやく繋がった相手はビーチにいた軽い青年ライアン(クリス・エヴァンス)だった。ジェシカの話を信じようとしないライアンだったが、説得に負けて最寄の警察に電話を持って行くのだが・・・。

いやー、なかなかよく出来たストーリーです。ちょっと無茶なところもありますが、サスペンス映画としては佳作だと思います。脚本上気になる点(ジェシカの夫を探しに行ったライアンが名前も確認せずに服装だけで夫だと決め付けて間違った人物を物陰に引っ張っていっている間に本物の夫が拉致されるとか、取引現場にライアンが本物のブツを持参してあっさり奪われてしまうとか)も少しはありますが、それを上回る出来で、ポイント、ポイントで携帯電話がうまく小道具として使われています。
個人的には退職する巡査部長(ウィリアム・H・メイシー)が好きな俳優なので、彼が活躍してくれてよかったです(^_^)。