MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『着信アリ2』

近所のシネコンにてレイトショーで。
監督:塚本連平、出演:ミムラ吉沢悠瀬戸朝香石橋蓮司、他。
前作では自分が死ぬ時の声や映像が送られてくる恐怖の着信がテーマでした。その謎は解明されたかの思われましたが、恐怖は続いていた。
保育士・杏子(ミムラ)の友人の携帯で恐怖の着メロが・・・。だがその電話に出たのは彼女の父だった。その後、彼が無残な死をとげる。さらに杏子の友人も。そして今度は杏子にも恐怖の電話がかかってくる。一方、前作で警察として捜査に当たっていた本宮警部(石橋蓮司)にルポライターの孝子(瀬戸朝香)が接触する。
今回は突然というか無理矢理というか(^_^;) 物語が台湾に展開されます。それはいいのですが、孝子と杏子さらにそのボーイフレンド(吉沢悠)が台湾に行くまではいいとして、廃炭鉱に行くのは全く理由がありません。強いて言うのなら途中でその炭鉱町の生き残りの老婆に会って話を聞いた結果、その炭鉱に何か謂れがあると判明するのであって、それまではその炭鉱へ行く理由が無いことになります。さらにいつものことですが、陽もとっぷりと暮れて真っ暗な中で別行動をとってしまうとか、真っ暗なはずの炭坑内で明かりもなしに行動したり、様子が見えたりする、といった辺りはお約束とはいえ「なんでやねん!」と突っ込みを入れたくなります。
まぁ、オチ(っていうのか?)は途中で時間の経過がおかしいのでなんとなく分かりました。でも他にも未解明の謎(観客にとって)が色々と残されていますが、まぁこれは仕方が無いのでしょう。ただ、怖さという点では前作には及ばないですね。