MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

参議院議員選挙考

先日公示された参議院議員選挙の選挙運動が盛んです。
で、思うことなどを少々。
朝、通勤途上の駅前では候補者や支援者(?)がマイクを握ってがなり立て、ビラなどを配っている。駅へ向かう人、通勤電車を待つ人は急いでいるので足を止めて話を聞く人などはまずいません。せいぜい、ホームで電車を待つ間の数分くらいです。
にもかかわらず、大きな騒音をまき散らし、駐車違反をし、普段なら禁止されているはずのビラまきをしても何のお咎めもない。選挙だから?
私自身、過去に投票に行かなかったのは海外出張でどうしようもないときくらいで、それ以外は毎回きちんと投票する方ですが、街頭でがなり立てているのや住宅街にやってきて候補者名を連呼する選挙カーは迷惑以外の何ものでもありません。
もう一つ、よく分からないのがいわゆる組織票です。
よく企業票、労組票、宗教団体の票、各種団体の票、などなどと組織票と呼ばれるものが存在します。たしかに勤務先の所属労働組合では推薦候補を上げていますし、通勤の関係でその候補者と選挙区が違う場合には居住地の関係団体の推薦候補の紹介までしてくることもあります。でも、私自身、ましてや家族が誰に投票するかは分からないと思うのですよ。別にこの組合の主義主張や推薦する政治団体の政策に共鳴して組合に入った訳じゃなくて、ユニオンショップなので入っているだけです。こういう時に「組織票」(=組合票)って期待できるのでしょうか? 前から疑問に思っています。
【補足】
6月30日の朝日新聞夕刊に選挙の時の「駅立ち」が取り上げられていました。その記事によれば、駅立ちは主に郊外の駅で行ない、顔と名前を覚えてもらうのが目的だそうです。都心の駅では通勤者の場合、選挙区と異なるので効果が薄いのであまりやらないとのこと。
で、「駅立ち」の効果についてですが、「不明」だそうで、「駅立ち」をしたから当選するとは限らないが、当選した候補者は皆「駅立ち」をやっていたそうです。