MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

第十二回桂吉朝独演会@サンケイホール

桂米朝師のお弟子さんで、中堅の中では人気実力ともトップクラスの吉朝さんの独演会に行きました。今年で12回目になるサンケイホールでの独演会ですが、今回が最後だそうです。というのはサンケイホールの改築(?)があって来春には閉鎖されるからだそうです。
さて、今日の演目は次の通り。

  • 「米揚げ笊」桂 歌々志
    • おなじみの「お前、遊んでるんやったら、ちょっと小遣い稼ぎしてこいや」で始まるおなじみの噺。甚兵衛さんのすすめで笊売りに出かけますが・・・
  • 「犬の目」桂 吉朝
    • これも有名なお話。マクラで吉朝さんは「先にオチを言わないでくださいね」と言いながら自分で先にオチを言ってから話を始めるという破天荒な演じ方。でもさすがによく受けていました。でも、後に上がったこごろうさんは「あの後ではやりにくいですわ」とぼやいてましたが・・・。
  • 「へっつい盗人」桂 こごろう
    • 友人の引っ越し祝いに贈ろうと、へっつい(かまど)を盗み行こうというとんでもない男たちの話。
  • 「百年目」桂 吉朝
    • 上方落語の中でも大ネタといわれる話。船場の大店の番頭は店のものには厳しく、謹厳実直な人物で通っていたが、実は秘かにお茶屋遊びなどをしているという人物。ある日、船を雇って花見に出かけた番頭さんは桜ノ宮で自分の旦那に出くわしてしまい、遊び人だとバレてしまったので、さぁ大変。
  • 『中入り』
  • 「浮かれの屑より」桂 吉朝
    • 遊びが過ぎて勘当になった若旦那は知人の家に居候しているが、少しは働け、ということで「屑より」をするのだが、とんでもない騒動を起こしてしまう。

あの大きなサンケイホールを満員にし、補助椅子まで出る大盛況でした(消防法的に大丈夫か?(^_^;)。ただ、私としては300人以下の大きさの会場で出来れば肉声で楽しめるような落語会が一番だなと思っています。