MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

立命館大学全勝優勝!

長居陸上競技場で行なわれた関西学生アメリカンフットボールの最終戦を観戦。すでに優勝を決めている立命館大学とすでに2敗で優勝の目が無い関西学院大学の対戦です。下馬評では立命館圧勝との声もありましたが、試合というものはやってみないと分からないものです。関学も今年2部から復帰したばかりの関西大学によもやの逆転負けを喫しています。
14時のキックオフですが、12時半頃には開場するだろうと踏んで12時頃には地下鉄長居駅に着きました。駅近くのカレー屋さんで昼食を摂り、長居陸上競技場に着くとすでに開場しています。慌てて入場し、メインスタンドの立命館サイドに。途中で知り合いに会ってちょっと立ち話。
メインスタンド側の中央部は「記者席」になっています。テーブル付きでなかなかいい場所なんですが、以前は「立命館大学OB用」などと締め出しになっていたこともあり、顰蹙を買いましたが、そんなに大勢来るわけも無く、試合開始前には開放されたということもありました。今年は最初から開放されていたので、中央部の上段に友人の分も含めて席を確保。
後は試合開始を待つだけですが、キックオフ予定の14時になっても試合が始まりません。どうやら25秒計が故障したようです。結局25秒計を使わず、フィールド内の審判が計時することで10分ほど遅れて試合開始。
試合は関学の攻撃から。スタートQBは今年主に出場した2年の出原ではなく、3年の河野でした。最初のプレーでいきなり左WR中島にロングパス、キャッチ後左サイドライン際を走り、約50ヤードゲイン。昨年開始早々に立命館の高田から木下に91ヤードのTDパスを通しましたが、そのお返しのようなプレーです。結局その後も関学の攻勢が続き、第1Qは関学が2TDを先制し、14-0。立命もWR冷水がハンドオフを受けて右サイドに走り、1TDを返しましたが、第2Qには立命のパントをブロックされ、TDを献上。結局、21-10と関学リードで前半を終了。
後半も立命のオフェンスは反則を連発したり、パスをインターセプトされたりでTDに繋がらず、FGで3点を返したのみ。(立命 13-21 関学)
第4Qには関学ゴール前に迫りながらも第4Down、FGで点差を詰めるかと思いましたが、ギャンブルして失敗。立命サイドには重苦しい雰囲気が漂います。それでも終了間際に関学陣に攻めこむと、最後はQB高田からWR長谷川にTDパスが通って、19-21と2点差。ここで2点トライを試み、同点狙いの立命。ここでQB高田からWR冷水にパスが通り、見事に同点に追いつきました。試合終了まで残り1分33秒。(立命 21-21 関学)
この後の関学の攻撃を抑え、関学はパントに。このパントは距離がなく(意図的か?)、立命はゴール前19ヤードからの攻撃。このまま時間をつぶしても引分で単独優勝が決まりますが、立命館は「勝ち」に拘ったようで、攻めつづけます。そして試合終了間際、残り2秒でタイムアウトを取り、FGを狙います。入れば勝ち越し。はずれれば同点のまま試合終了ですが、万一キックをブロックされてリターンTDを奪われれば負けの可能性もあります。この試合最後のプレーに注目が集まります。立命のキッカー岸野のキックは正確にゴール中央を通り、見事成功!と同時に試合終了。24-21で立命館大学関西学院大学を振り切り、7戦全勝でリーグ優勝と甲子園ボウル出場を決めました。