阪急京都線上新庄駅近くにある春日神社で毎月行なわれている落語会です。しばらく都合がつかず、行けてなかったのですが、久々に文我さんの会を聴きに行きました。
開口一番のたまさんと文我師は珍しいリレー落語でした。「播州めぐり」は超簡略版を「兵庫舟」の冒頭につけるぐらいで、単独で演じられることはめったにありません。
「源平盛衰記」といえばかつては林家三平師の得意ネタでしたが、上方でやる人はあまりいなかったと思います。文我さんは東京ネタや埋もれてしまい演じられなくなった噺など珍しい噺の復活に力を入れておられます。東京ネタの場合は元々が上方ネタである場合もありますが、昔の型は全く伝わっていないので、独自に上方風に作りなおして演じておられます。