北九州市営バス 若戸大橋経由、交通局行＜320円＞
福岡県といえば西鉄バスのテリトリーですが、北九州市の若松区を中心として北九州市営バスも運行されています。
さて、戸畑駅を出たバスはぐるっと回って高ーい若戸大橋に登っていきます。以前は歩行者用の通路もあったのですが、交通量の増加に伴ない、車道の拡幅のため、歩行者用の通路は廃止されました。その代わりというか、橋の下には昔から市営の若戸渡船が運行されています。
若松駅の前を経て、バスはＪＲの筑豊本線に沿って走ります。このまま乗っていると交通局へ連れて行かれるので、どこかで降りる必要があります。で、選んだのが二島駅前でした。二島と聞いてピンと来た人は推理小説マニアですね。鮎川哲也氏の「黒いトランク」で問題のトランクを発送したのがこの駅です。もっともすでに手荷物や小荷物の取り扱いは行なっておらず、「黒いトランク」で描写されているような雰囲気は残っていませんでしたが・・・。ということで、日も暮れたので、今日の移動はここまでにしました。
