MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

「京大の文化」立て看板、景観条例違反指導で学生ら困惑(朝日新聞デジタル)

  http://digital.asahi.com/articles/ASKCP62RPKCPPLZB012.html

京都大学の本部がある吉田キャンパス京都市左京区)に学生たちが置く立て看板が、京都市の景観を守る条例に違反するとして、行政指導を受けていることがわかった。京大は設置場所などの制限を検討している。大学紛争の時代も経て、様々な考えや身近な情報を伝えてきた通称タテカンは、美観とのはざまで消えゆく運命なのか。

敷地外に見えるものが条例に抵触するということのようですね。
でも、大学の立て看板も文化の一面だともいえると思うんですけどね。確かにせいぜい数十年程度なので「歴史ある文化」ではないですけどね。
ところで、市の指導の根拠は大学の立て看板が「屋外広告物」に該当するということのようですが、主義主張を書き表した立て看板が「広告物」になるのかどうかは判断が難しいところですね。どうせ判例のようなものも無いでしょうし・・・。
「立て看板なくなるとかもう京大じゃないやん」
「大学周辺の景観そのものに歴史的な特別の価値があるわけではない。(私はむしろ立て看が京大の歴史を表したものだと思う)」
などの意見があり、元京大総長の方も「京大の学生文化の一つが消えてしまう恐れがある」と気をもんでいるそうです。