MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

「JASRACへの支払い義務なし」集団訴訟へ(YOMIURI ONLINE)

  http://www.yomiuri.co.jp/national/20170531-OYT1T50017.html

日本音楽著作権協会JASRAC)が音楽教室から著作権料を徴収する意向を示したことに対し、音楽教室事業者らで作る「音楽教育を守る会」(会長=三木渡・ヤマハ音楽振興会常務理事)は30日、JASRACへの支払い義務がないことの確認を求める集団訴訟を7月にも東京地裁に起こすことを決めた。

先日は京都大学の学長の式辞でボブ・ディランの歌詞を引用し、それをウェブサイトの掲載したらJASRACが「歌詞の使用料が必要になる可能性」を伝えたというニュースがありましたが、結局は「正当な引用」ということで決着しました。それなら最初から確認してから「使用料が必要」と伝えればいいのにと思います。こういう事件があるとJASRACのイメージがどんどん悪化しているよな気もします。
さて、このニュースの音楽教室の件に関して、JASRACは「生徒も不特定の『公衆』」という立場をとっているようですが、ここが一番の疑問ですね。
また、

JASRACはCDの売り上げ減などを受け、徴収対象を広げることで徴収額を確保してきた。」(朝日新聞デジタル

とありますが、この方針自体がおかしいんじゃないですかね? CDの売り上げなど音楽利用が少なくなれば徴収される著作権料が減るのは当然で、減ったからと言って、無理にでも徴収できるところを探し出して徴収しようという考え方がおかしいんじゃないかと思います。