MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

巡礼ルール「守る義務なし」…地裁判決確定へ(YOMIURI ONLINE)

  http://www.yomiuri.co.jp/national/20170401-OYT1T50048.html

四国八十八か所巡りの寺院(札所)などでつくる「四国八十八ヶ所霊場会」(香川県善通寺市)が愛媛県西条市の六十二番札所・宝寿寺に対し、霊場会が定める巡礼ルールを守ることなどを求めた訴訟を巡り、霊場会は控訴しない方針を決めた。
同寺の住職は霊場会の正会員ではなく、ルールを守る義務はないとして霊場会の訴えを棄却した高松地裁丸亀支部判決が確定する。

この記事だけではよく分からない点が多いので、元の記事(判決)を探したのですが、YOMIURI ONLINE 内でリンク切れになっていたので、毎日の記事を参照しました。

要は霊場会は任意団体なので、宝寿寺が前住職の退任を受けて後継者の現住職が納経の時間変更や昼休憩を設けるなど、霊場会の統一基準から外れても、退会を申し出た後なので問題は無いということのようです。
まあ、妥当な判断ですね。ただ、霊場会が時間の都合で宝寿寺ご朱印を受けられなかった参拝者のために「六十一番・香園寺の駐車場に六十二番目の礼拝所を設ける」というのは「勝手に六十二番札所を名乗った」として逆に訴えられそうな気もしますが、大丈夫なのかな?(^_^;)
そもそも、そんなに時間に追われるようにして回るものではないですからね>霊場巡り
最近は、観光バスなどで1日に何カ所も回るツアーがあって、添乗員がツアー客の朱印帳を預かり、一括してご朱印を貰うというような商売根性丸出しなのが現状で、宝寿寺のように時間制限が出来たらツアーに支障をきたすので、霊場会の尻を叩いて今回の裁判になったのではないかと勘繰りたくなります。