http://www.yomiuri.co.jp/national/20170315-OYT1T50091.html
香川県・小豆島の西北端に、クレーターのようにぽっかり開いた大きな穴がある。直径約２００メートル、深さ約１００メートルの巨大な採石跡だ。高度経済成長期、島の採石業者が掘り進めたが、埋め戻すことなく、会社を解散した。周囲は切り立った崖で、住民は「転落の危険や不法投棄の恐れがある」と不安がっている。
これは行政の怠慢でしょうね。こういった採石場などの事業所には定期的に現地調査を行ない、安全面や法規制に反する点があれば是正を勧告するというのが普通です。30年間の採石事業の中のいつ頃からこんな穴になったのかは知りませんが、行政が何もしてこなかった点については責任を問われても仕方がないでしょう。
事業者が存続していれば、安全対策を命令することもできますが、すでに解散しているとなれば、当時の経営者を探して処置を命じることもできないでしょうね。
しかし、写真を見るとクレーターですと言われたら信じてしまいそうです。(^_^;)
【追記】場所は小豆島の土庄港からバスで20分ほどのところです。もっともバスの本数は少ないので他に移動手段を考えた方がよさそうです。
