MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

大阪市営地下鉄、民営化でどんな影響? 基本方針案可決(朝日新聞デジタル)

  http://digital.asahi.com/articles/ASJDD4Q0PJDDPTIL00Y.html

大阪市営地下鉄の民営化の基本方針案が13日、市議会(定数86)本会議で可決、成立した。民営化に前向きな大阪維新の会公明党に加え、対立姿勢を示してきた自民党も賛成した。2018年4月の民営化を目指す市は基本方針案の可決を受けて、市営地下鉄の廃止条例案を来年2月議会に提出する方針。民営化の議論は山場を迎え、市民や利用者にどんなメリットがあるのか、わかりやすい説明が求められている。

元々大阪市では地下鉄と市バスを一体化することで幹線系は地下鉄、支線的な部分を市バスで分担するようにしてきた経緯があります。幹線系の市バスを廃止・減便する代わりに地下鉄との乗り継ぎで運賃が割高になるのを緩和するために乗り継ぎ割引を導入したという経緯もあります。
それを地下鉄が単体で黒字だからと言って分離すれば、支線系中心の市バスは単体では経営が厳しくなるのは明らかです。また、今回の民営化の議論の中で乗り継ぎ割引や敬老優待乗車証などに関してどうなるかという説明もありません。少なくとも報じられてはいないようです。
【追記】大阪市のサイトの民営化関連の情報を見ると敬老優待乗車の維持は謳われているようですね。