MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

組合せ

昨日の吉野家のワンオペについてクレームを入れたら、今朝一番でお客様相談室から回答(お詫び)がありましたが、具体的な内容は無く通りいっぺんの文言だけでした。
そんな中で気になったのはこの「お詫び」ですが、「謹啓」で始まり、結びが「敬具」になっていました。
こういうのは決まり文句で、「前略」なら「草々」、「拝啓」なら「敬具」なんですが、「謹啓」でも「敬具」でいいのかな?という疑問が・・・。
ということで辞書にあたってみました。
まずはデジタル大辞泉(小学舘)

  • 「拝啓」よりも敬意が高い。「敬白」「謹言」で結ぶ。

続いて大辞林第三版(三省堂

  • 手紙の最初に用いる挨拶の言葉。「拝啓」よりも敬意の度合が高い。 〔対応する結語には「敬白」をとることが多いが,「敬具」でも差し支えない〕

大辞泉では『「敬白」「謹言」で結ぶ』と断定していますが、大辞林では『「敬具」でも差し支えない』とやや幅を持たせています。
ということで、敬白(または謹具)が普通だけども、敬具でも間違いとは言えない、ということのようです。日本語は難しい(^_^;)。
ちなみに携帯に標準装備されている辞書には「謹啓」自体は掲載されていましたが、意味の説明だけで、結語に関する言及はありませんでした。