http://mainichi.jp/select/today/news/20091029k0000e040086000c.html
台風１８号の影響で一部区間の不通が続いている三重県のＪＲ名松線（松阪−伊勢奥津（おきつ）駅、４３．５キロ）について、ＪＲ東海は２９日、不通区間（家城（いえき）−伊勢奥津駅、１７．７キロ）を廃止し、バス輸送への切り替えを決定、地元自治体と協議を始めたことを明らかにした。ＪＲ東海発足後、同社が鉄道路線を廃止するのは初めて。
やはり台風などの自然災害の場合、ローカル線ほど切り捨てられやすいですね。宮崎県の高千穂鉄道も災害で廃線となりました。そういう意味では福井県の越美北線が３年を費やして復旧したのとはかなり事情が違うようです。
この資料（http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000006523.pdf）を見ても今回の廃止区間の利用者減少は下げ止まりを見せておらず、ＪＲ東海としてもこの区間にこれ以上投資できないというのが本音かもしれません（今回の復旧のみならず、今後の維持管理、新たな災害の危険も含めて）。
