MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

西京極の椿事

昨日の関西学生アメリカンフットボールの試合において不思議な事件が発生しました。GAORA で録画放送があるので、見られる人は見てください(^_^;)。
前半、立命館大学がわずかに3点リードの第2クォーター終盤。神戸大学が左ライン際に放ったパスを立命のDB上西がインターセプトしました。場内も立命館の選手たちも大熱狂! しかし、私はしっかりと見ていました。審判がパス失敗のジェスチャーをしていたのを・・・。そうです。キャッチした選手がサイドラインを割っていたので、インターセプトにはならず、単なるパス失敗のジャッジだったのです。
主審の「フォースダウン」のコールでパントの準備をする神戸大学。ところが勘違いした場内放送は「インターセプトです!」とコールしたこともあり、立命館サイドは誰も疑うことなく自分たちの攻撃だと思い込んでいたようです。サイドラインで急に決まったオフェンスの準備をするためハドル(円陣)を組んでいた時・・・主審がレディ・フォー・プレー(いつでも攻撃を始めてもいいよ)の笛を吹きました。慌てた立命の選手が何人かフィールドに入りましたが、神戸大はすばやくスナップするとパンターがそのままボールを持って猛然と前進。立命の選手が必至に追いすがったものの、大きくゲインを許し、あっさりとファーストダウンを謙譲しました。その後で立命館側から抗議がありましたが、当然ながら却下され、コーチャーズカンファレンスによるタイムアウトを課せられました。
キャッチ(インターセプト)したことに喜んで、誰もジャッジを確認せず、主審がボールをどこにセットして、どういうコールをしているのか確認もしなかったお粗末さに呆れました。この後、結局は逆転のタッチダウンを奪われる訳ですが、本当に情けなかったです。
【追記】上記文中で「キャッチした選手がサイドラインを割っていたので」と書いています。当日逆サイドから見ていた私はそう思ったのですが、後日 GAORA で確認すると、神戸大の大園によって叩き落されていたのでした。ということはインセプ失敗は明らかなはずなのに、あの醜態はなんだったのでしょうね(-_-)。ライン際の審判だけでなく副審もパス失敗のジェスチャーをしているのが映っており、何を根拠に立命館サイドが糠喜びしていたのか全く理解不能になりました。