http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070314-00000019-mai-soci
首都圏の私鉄、バスの共通ＩＣカード乗車券「ＰＡＳＭＯ（パスモ）」のサービスが１８日始発から始まる。ＪＲ東日本の「Ｓｕｉｃａ（スイカ）」と相互利用でき、どちらか１枚を持てば首都圏のほぼすべての鉄道、バスに乗れるようになる。便利さに加え、電子マネー機能やポイントサービスもある発行予想枚数３０００万枚もの世界最大の交通事業系カードだが、実は意外な「落とし穴」もある――。【小倉祥徳】
「落とし穴」って何かなと思ったら、何をいまさらという類のものばかりですね。関西で「ピタパ」が導入されたときの問題点がそのまま「パスモ」にも持ち越されているようです。
一番問題なのは回数券（カード）のような自動的に付与されるプレミア分はなく、使用実績に応じて割引が行なわれるが、これが１ヶ月単位のため、よほど使用頻度が高い人以外は無割引になるという点。せめて３ヶ月の累計でとなればいいのですが・・・。
バスの場合、関西と違って共通バスカードだと加盟事業者なら１枚あればどこでも使えて、かつ１割以上のプレミアが付いたので、こちらの方がおとくですね。関西はバスの共通カードが無いので事業者ごとにバスカードを持たないといけないのが不便ですが・・・。
もうひとつはシステム上の問題です。相互直通運転が多い関東では２点間を結ぶ経路が複数あり、改札を出ないで行き来できる場合があります。経路によって運賃が異なりますが、これを認識できないので、場合によっては高い方の運賃が引き落とされるそうです。
