MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

支給額わずか1円市民から「不愉快」 高額医療還付見直し(河北新報)

  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060626-00000007-khk-toh

入院などで一定以上の医療費を出費したお年寄りに払い戻される高額医療費の支給制度について、仙台市は少額還付金の在り方の見直しを検討する。現行制度では、還付金が10円以下、100円以下という事例も少なくなく、受け取った市民から「不愉快だ」という反発がある。市内部にも「事務経費より還付金が安いのはいかがなものか」との問題意識があるためだ。

これは老人保健法に基づく国の制度のため、自治体が独自に制度の見直しを行なうことは出来ないので、他の都市にも呼びかけて国に制度改正を求めるということです。まぁ、法律に最初から不備があったということでしょうか。
もっとも1円を返金するのにその何十倍何百倍も経費がかかるのはある意味やむをえないところがあります。ところが「10円を集金」するのにその10倍もの経費を掛けている事例もあります。自治体ではないですが、以前封書で電話代金の請求書が届いたことがあります。DDI(当時)だったと思いますが、なにかの間違いで使ってしまった(^_^;)のだと思いますが、請求金額は10円で振込用紙が同封されていました。振込手数料は向こうもちなので、10円を集金するのに請求書の郵送料と振込手数料を費やしたことになります。どちらも割引があるのかもしれませんが、合計すると集金額の何倍にもなります。当時「無駄なことをするものだ」と思ったのを思い出しました。