MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

各種情報が溢れていますが・・・

はてなをはじめ、色んなサイトやブログなどで W-ZERO3 を購入された方のカスタマイズやアプリケーションの導入の記事が書かれていますが、少々疑問な点もあります。
「どうしてそんなにいっぱいソフトを入れているんでしょうか?」
「どうしてそんなに極端なカスタマイズが必要なんでしょうか?」
確かに WindowsMobile という汎用のOSを採用したことで、動作保証は無いもののこれまでに公開されている多数の Windows Mobile 用のアプリケーション類が動作するというメリットがあるのは画期的だと思います。過去に発売されて売れなかった PIM 一体型携帯電話( or PHS )の弱点は OS(?)が専用ソフトで、アプリケーションの置き換えや追加ソフトが使えないということがあったと思います。だからといって、Windows Mobile ならカスタマイズしないと使えないというのも妙な話です。
まずは素の状態で使うっていうことでいいんじゃないでしょうか? Palm でも PocketPC でも他人が見たら「どうなっているんだ?」と思うような画面になっている機械をよく見かけますが、そうしないと使えない訳ではないでしょう。もちろん、そのような使い方自体を否定するわけではありませんが、あまりにもそういう情報が独り歩きすると「カスタマイズしないと使えない」という風な妙な誤解(?)が広がるのではと危惧します。もちろん便利なツールはあるに越したことはありませんが。
私の場合は基本的にどのマシンでもゴチャゴチャしたカスタマイズは「しない」のを原則にこれまで使ってきました。

  • 追加するアプリケーションは本当に無いと困るもの(標準で用意されていない)に限る。
  • 置き換えソフトは標準のものが英語版なので日本語取り扱いの上で不具合があるなどに限る。

というのが原則です。現にこれまで Web&Mail 専用として使ってきたリナザウ(SL-C760)には追加ソフトはほとんど何も入れていません。強いてあげるならシャープの「翻訳これ一本!」くらいですね。あとはゲームを2,3入れていましたが、使わないので削除しました。
Palm では PIM 関係は英語版で日本固有の情報をうまく取り扱うために置き換えソフトを使っています。あとはデータベースの JFile くらいです。
PocketPC はこれまでほとんど動画閲覧専用だったので、日本語を表示される最低限のファイル類と betaplayer しか追加していません。今回、W-ZERO3tcpmp が問題なく動くことが確認できれば、PocketPC勇退となります。
なお、W-ZERO3 は筐体の大きさから来る携帯性、重さなどを考慮して、音声通話や PIM として使う予定はありません。PIM はやはりどんな場所でもさっと取り出して気軽に使える必要があり、小型手帳サイズで胸ポケットに収まる程度の大きさと重さである必要があります。音声通話に関しては PHS の音質は魅力ですが、やはりあの筐体では通話用としては不適当(BTヘッドセットなどがつかえるのなら別、有線のヘッドセットはケーブルの取り回しが不便)だと思います。なので、データ通信中に着信できないなど、伝えられている欠点は影響なしということになりそうです。
そんなことよりも気になるのはキーボードでの入力操作性ですね。日本語変換は MS-IME で特に問題は無いでしょう(基本的に単文節変換派なので・・・)。キーのレイアウトはリナザウでも結構梃子摺りましたが、致命的な欠陥が無い限りは慣れれば問題は無いでしょう(^_^)。