MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

吉朝学習塾2〜吉朝一門会

太融寺本坊2階大広間にて。
太融寺  太融寺西門  太融寺本坊
昨日の「吉朝の会」に続いての学習塾(笑)。今日は一門会です。普段だと一門会でも吉朝師匠が高座に上がっておられたのですが、昨日二席演じられたためか、今日は高座には上がられないようです。残念。
昨日同様に 17:30 に着くと本坊の表にまで行列ができています。ただ、昨日よりは並ぶ人も少ないようです。事前に予約して入る方も少ないのか、昨日と違って今日は当日でも入れるようです。
昨日に続き、今日も大入り
さて、今日の演目は当日のお楽しみということだったのですが、張り出されたのを見てビックリ。吉朝さんは落語をしないようです。残念(-_-)。まぁ、昨日の「吉朝の会」で2席演じられているので、仕方が無いかもしれません。さて張り出された演目の中で謎なのが「お囃子教室」と「懐かしの漫才」でした。何が見られるのか楽しみです。
今日のばんぐみ
最初は若手二人の落語。吉の丞君は吉朝門下では異色の風貌ですが(^_^;)、今後が楽しみな語り口です。佐ん吉君は地味な印象ですが、今日の稲荷俥は正直者の俥夫が怖がる様子がよかったです。
さて、本日のメインイベントがこの後の『色物二題』です。「お囃子教室」って何をするのかなと思ったら、しん吉君が司会(?)で、ざこば一門の都んぼ君が高座へ。都んぼ君が笛も太鼓もまったく打てないということで、しん吉君にバカにされた後しん吉君が袖に降りました。そこへ吉弥君が登場。都んぼ君と二人羽織で太鼓を打つところをしん吉君に見せようという趣向です。暑い中、二人羽織は大変だったことと思います。
しん吉君(左)、都んぼ君(右)、吉弥君(後(^_^;)
そして今日の白眉がその次の「懐かしの漫才」でした。なんと吉朝師匠と弟子の吉坊君が背広姿で登場し、場内は大歓声(^_^;)。ところが二人の世代の違いで「懐かし」のズレに場内爆笑でした。なんせ吉坊君が生まれたのが横山やすしさんが亡くなったころだというのですから大変です。吉朝師匠にとってはやすきよは「新しい漫才」という感じだそうなので・・・。
結局、芸歴の長かった夢路いとし喜味こいし師匠の漫才をすることに・・・吉朝師匠も吉坊君もいとこい師匠の特徴をよく捉えていて場内は大うけでした。
吉坊君(左)と吉朝師匠
で、その後落語二席でしたが、直後に上がった筆頭弟子のあさ吉君でした。曰く「あの後ではやりにくいです」 で、話しに入るといきなり上下(かみしも)を間違えて焦っていました(^_^)。お気の毒でした>あさ吉君
トリは米吉から改名したよね吉君。師匠譲りの芝居噺「蛸芝居」では芝居の型もしっかりと演じていました。いやー、充実した二日間でした。