http://www.asahi.com/national/update/0516/TKY200505160194.html?t5
ＪＲ宝塚線の脱線事故を受け、国土交通省は１６日、列車の速度やブレーキのタイミングなどを記録する装置の導入について検討を始めた。事故車両は事故前後の速度などを記録する装置が車体に取りつけられていたが、全線にわたる詳細な速度などを記録する装置はなかった。同省によると、装置は技術的にはすでに製造可能で、将来的に義務化する考え。
現時点では何でも安全安全ということのようですが、異論があるかもしれませんが、やはりコストとのトレードオフで考える必要があります。記事ではトラックやタクシーに装備されているタコメーターを引き合いに出していますが、道さえあればどこでも走る自動車と軌道上しか走れない鉄道を同列に議論するのはどうかと思います。
また、先日来報道されているように新型 ATS (ATS-P のことか？)の設置義務付けにしても法律で義務付けるのは構いませんが、もし全額鉄道会社の負担で実施ということになると、費用負担に耐え切れず経営破綻して運行を休止する会社が出てきそうです(-_-)。これは別に中小鉄道に限らず、大都市圏の大手鉄道会社でも利用人員の伸び悩みで経営的に苦しい会社も多いので、冗談では済まない話です。
