長居球技場で高校選手権に引き続き行なわれました。入替ではないので、高校選手権を見ていた人はそのまま観戦することができます。
今日の対戦はリーグ戦で松下電工に１点差で惜敗したアサヒ飲料と、その親会社でもあるアサヒビールの対戦です。
前半はアサヒ飲料が優勢に試合を進めていましたが、何度か敵陣にまで進んだものの、２回のＦＧ失敗やインターセプト、さらには前半終了間際の相手ゴール前５ヤードでのギャンブル失敗が響き、無得点。前半は 0-0 で終わりました。
後半に入ってもアサヒ飲料の方が優勢に思われたのですが、ちょっとしたミスが大ピンチになりました。ＱＢ桂の投げたパスをインターセプトされ、ゴールまで１ヤードの地点までリターンされました。この絶体絶命のピンチにはこれまで踏ん張ってきたディフェンス陣も守り切れずにＴＤを許し、アサヒビールが 7-0 とリードしてついに均衡が破れました。
これに対してアサヒ飲料も反撃し、敵陣深くまで前進しますが、ここでエースＱＢ桂が負傷退場。ここで出てきたのは前半も少しだけ登場したベテランＱＢ八木でした。八木は見事ＷＲ桃澤にＴＤパスを通し、その後のキックも決まって 7-7 の同点となりました。このまま延長戦かと思われたのですが・・・。
アサヒビールは自陣からの攻撃でＱＢ金岡からベテランＷＲ梶山にパスが成功。さらに金岡自らがスクランブルし、ゴール前３ヤードへ。ところがこのプレーで金岡が負傷退場。アサヒビールは代わって東野が出場し、ランプレーで時間を消費した後、残り11秒から決勝のＦＧを決め、10-7 と勝ち越しました。その後のアサヒ飲料の反撃を押さえて逃げ切りました。
接戦ではあったのですが、両チームともここ一番というところで、インターセプトやファンブルロストで攻撃権を相手に渡すなどミスが目立った試合でした。
快走するアサヒ飲料WR#81横山選手
