http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060529-00000004-yom-bus_all
阪急ホールディングスと阪神電気鉄道は29日午前、それぞれ臨時取締役会を開き、阪急が阪神株の株式公開買い付け(TOB)を実施することを決議した。
TOB価格は1株あたり930円で、45%以上の取得を目指す。TOBが成立した場合には、株式交換方式により10月1日付で阪神を阪急の完全子会社とし、経営統合する計画だ。実現すれば大手私鉄同士では戦後初の再編となる。
阪急側の主張は800円台との情報でしたが、930円でTOBだとその株価に見合うだけの企業価値を見出さないと株主から損害賠償を求められる恐れもありますね。村上ファンドによる買占めが始まるまでは400円台だった訳ですから、その2倍以上の高額での取引です。
一方の村上ファンドは取得平均価格を大幅に上回る価格で売ることが出来るのでかなりの儲けになりそうです。
【追記】毎日の報道では村上ファンドはこの価格での譲渡に応じる意向とのことです。
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