MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

JR西日本が普通回数券もひっそりと廃止していた

最近はJRの利用頻度が減っていることもあり、チェックできていなかったんですが、JR西日本ICOCAエリア内の普通回数券を9月末で廃止(販売終了)していたようです。

これってローカルニュースでもあまり話題になっていなかったんですが、そんなに影響はないのかな?
ニュースリリースには販売終了の理由とか、代替措置などは何も書いていませんが、代替措置はICOCAのポイント還元サービスなんでしょうか? あれ(毎月末締めで利用回数を計算し、翌月にはリセットされる)が使い物にならないことは以前「昼得」(土休日専用の回数券)を廃止した際に明らかでした。やはり回数券の有効期間3か月というのは大きかったですよ。
ちなみに私鉄でも関西では京阪が2020年12月30日で販売を終了したそうです。
鉄道ではないですが、いつだったか、京阪バスが回数券廃止の代替サービスとして始めたICOCAポイント還元で還元率を10%から5%に下げましたね。回数券(回数カード)の代替サービスだから、還元率を下げるのはおかしいのではないか?と聞いたら、「経営状況に鑑み、やむを得ない措置」という回答でした。廃止されなかっただけましですかね。
これらを取り上げた記事には「交通系ICカードの普及で普通回数券はその役割を終えようとしている」というコメントもありましたが、ICカードのポイント還元サービスは回数券と比べると著しく劣るので、利用者としては実質的な値上げと感じています。
紙の回数券を無くしたとしても、紙の切符を廃止することは難しいでしょうね。後払いのPiTaPaなどはクレジットカード並みの審査があるし、ICOCAでも500円のデポ(額面を使い切る前に払い戻すと手数料を引かれる)を含めて2000円からの販売なので、一回しか乗らない人は買おうと思わないでしょう。